リフォーム済み物件は本当にお得?プロが解説します
中古マンションや一戸建てを探していると、よく目にするのが「リフォーム済み物件」という言葉。新築のような内装に惹かれる一方で、「実際にお得なのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は不動産のプロの目線で「リフォーム済み物件」のメリット・デメリットや注意点をわかりやすく解説します!
■リフォーム済み物件とは?
リフォーム済み物件とは、売却前に内装や設備の改修が完了している物件のことを指します。主に以下のようなリフォーム内容が含まれます。
・キッチン/浴室/トイレなどの水廻り交換
・床材/クロスの張り替え
・間取りの一部変更
・級排水管などインフラ整備の改修 など
上記の基本概要を理解したところで、リフォーム済み物件にはどんなメリットがあるのか解説していきたいと思います。
■メリット
①追加費用が抑えられる
すでにリフォームされているため、購入後に大規模な工事をする必要がありません。
予算が明確になりやすいのも利点です。
②すぐ住める
引越し後すぐに生活が始められるのも魅力。後期のストレスもありません。
③内見時に住むイメージがしやすい
綺麗な状態で内見できるため、家具の配置や暮らしのイメージがしやすいです。
■デメリット・注意点
①見えない部分の劣化は要確認
表面上はきれいでも、配管や下地などの見えない部分が劣化していることがあります。
②リフォーム内容が自分好みとは限らない
デザインや使い勝手が自分に合わないケースもあります。
「自分でリノベした方が良かったかも」と後悔する声も...。
③売主の利益分が上乗せされていることも
リフォーム費用に加え、売主の利益が価格に含まれているため、「本当に見合った内容か?」の見極めが必要です。
さて、今まではフォーム済み物件というものに対してのメリットデメリットを解説してきましたが、ここからはプロが教える見極めのポイントを解説します!
■プロが教える見極めポイント
・どこをリフォームしたのか工事内容を確認する
・施工業者、保障の有無をチェック
・周辺の未改修物件と価格差を比較する
■まとめ|リフォーム済み物件はこんな人におすすめ!
・すぐに引っ越したい
・リフォーム工事の手間や時間を省きたい
・トータル予算を明確にしたい
反対に、自分の好みの空間に仕上げたい方は「未改修物件+自己リフォーム」も視野に入れてみましょう。




