住居系の用途地域とは?8種類の特徴をわかりやすく解説
前回の記事では、用途地域の基本と13種類の用途地域についてご紹介しました。
今回はその中から、住みやすい環境を守ることを目的とした「住居系」8種類について、
それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
① 第一種低層住居専用地域

戸建てや低層マンションを中心とした、静かで落ち着いた住宅地です。
建物の高さは原則10mまたは12mまでに制限され、大きな店舗なども建てにくい地域です。
\特徴/
- 戸建て・低層マンションが中心
- 建物の高さに制限がある
- 小・中学校などは建築可能
◇こんな人にオススメ
静かで落ち着いた住環境を重視したい方!
②第二種低層住居専用地域

第一種と同じく低層住宅が中心ですが、小規模な店舗も建てられる地域です。
静かな住環境を保ちながら、第一種よりも生活の利便性があります。
\特徴/
- 戸建て・低層マンションが中心
- 150㎡以下の一定の店舗などが建築可能
- コンビニなども建てられる
◇こんな人にオススメ
静かな住環境と日常生活の便利さ、どちらも重視したい方!
③第一種中高層住居専用地域

マンションなどの中高層住宅を中心とした地域です。
学校や病院、一定規模の店舗なども建てられ、比較的落ち着いた住環境が保たれています。
\特徴/
- マンションが建ちやすい
- 学校や病院などが建築可能
- 一定規模までの店舗も建てられる
◇こんな人にオススメ
マンションを検討しながら、落ち着いた住環境も重視したい方!
④第二種中高層住居専用地域

中高層住宅を中心に、第一種よりも大きな店舗や事務所を建てられる地域です。
マンションでの暮らしと買い物などの利便性を両立しやすい特徴があります。
\特徴/
- マンションなどの中高層住宅が中心
- 1,500㎡以下の一定の店舗・事務所などが建築可能
- 第一種より生活利便性が高い傾向
◇こんな人にオススメ
マンションと生活利便性の両方を重視したい方!
⑤第一種住居地域

住宅の環境を守りながら、店舗や事務所なども建てられる地域です。
3,000㎡以下の一定の店舗や事務所、ホテルなども建てられます。
\特徴/
- 住宅と店舗が混在している
- 店舗・事務所なども建築可能
- 住居専用地域より利便性が高い
◇こんな人にオススメ
静かさだけでなく、買い物などの便利さも重視したい方!
⑥第二種住居地域

第一種住居地域よりも、建てられる店舗や施設の種類が多い地域です。
一定の条件でカラオケボックスなども建てられるため、比較的にぎやかなエリアもあります。
\特徴/
- 住宅と商業施設が混在
- 店舗や娯楽施設なども建てられる
- 第一種住居地域よりにぎやかな傾向
◇こんな人にオススメ
多少のにぎやかさより、生活の便利さを重視したい方!
⑦準住居地域

国道や幹線道路沿いなどに多く、道路沿いの利便性と住環境の両立を目的とした地域です。
住宅や店舗のほか、自動車関連施設なども建てられます。
\特徴/
- 幹線道路沿いに多い
- 自動車関連施設なども建築可能
- 車で移動しやすい環境が多い
◇こんな人にオススメ
車をよく利用し、交通の利便性を重視したい方!
⑧田園住居地域

農地と低層住宅が共存する環境を守るための地域です。
低層住宅のほか、農産物の直売所など農業に関連した一定の施設も建てられます。
\特徴/
- 低層住宅と農地が中心
- 農産物直売所なども建築可能
- 自然が身近にある環境になりやすい
◇こんな人にオススメ
自然を身近に感じられる、落ち着いた環境で暮らしたい方!
まとめ
今回は、住居系の8つの用途地域についてご紹介しました。
同じ「住居系」でも、建てられる建物や街の雰囲気はそれぞれ異なります。
用途地域を確認して内容を理解することで、自分が希望する暮らしに合った地域なのか、
住んでからの生活をイメージしやすくなります。
次回は、商業系の用途地域について詳しくご紹介します。




